ハイヤー会社の名義を利用し、無許可で乗客を運ぶ「白タク行為」をした疑いで、山本宇一郎こと王暁宇容疑者ら4人が逮捕されたと報じられました。
今回の事件で特徴的なのは、一般的な白いナンバープレートの車による白タクではなく、営業用車両を示す「緑ナンバー」が使われていた点です。
報道によると、運転手3人は2026年2月から4月にかけて東京都内で乗客23人を有償で運び、月に50万円から75万円ほどを売り上げていたとみられています。
そのうち20%が、緑ナンバーの名義を利用する対価として王暁宇容疑者側に支払われていたとされています。
この記事では、山本宇一郎こと王暁宇容疑者の経歴やプロフィール、PHOENIX国際株式会社との関係、白タク事件の経緯、Facebookやインスタグラムの有無について整理します。
山本宇一郎こと王暁宇のプロフィールと経歴

まず、報道で確認できる山本宇一郎こと王暁宇容疑者のプロフィールをまとめます。
・名前:山本宇一郎
・中国名:王暁宇
・読み方:山本宇一郎は「やまもと・ういちろう」とみられる
・国籍:中国籍と報道
・職業:ハイヤー会社の元代表取締役
・関係会社:PHOENIX国際株式会社
・年齢:公表されていない
・住所:公表されていない
・出身地:公表されていない
・学歴:公表されていない
・容疑:道路運送法違反などの疑い
「山本宇一郎こと王暁宇容疑者」と報じられているため、山本宇一郎氏と王暁宇氏は別々の人物ではありません。
同一人物について、日本名と中国名の両方が伝えられている形です。
山本宇一郎という名前を使用していた理由は不明
外国籍の人物が日本で別の名前を使用していた場合、通称名や仕事上の名前である可能性があります。
ただし、山本宇一郎という名前が通称名なのか、正式に登録された名前なのか、帰化などと関係しているのかは公表されていません。
報道だけを根拠に、名前を使い分けていた理由まで断定することはできないですね。
また、インターネット上には「山本宇一郎」という同姓同名の会社員や人材紹介コンサルタントの情報があります。
例えば、外国人材紹介会社に勤務する同姓同名の人物は、1982年生まれで明治学院大学を卒業したと紹介されています。
しかし、この人物と今回逮捕された王暁宇容疑者が同一人物だと示す情報はありません。
経歴を混同しない注意が必要です。
現在確認できる経歴
山本宇一郎こと王暁宇容疑者について、報道と会社情報から確認できる経歴は限られています。
現時点で整理できる流れは次の通りです。
・2024年2月:PHOENIX国際株式会社が設立される
・2024年3月:会社の公式ホームページが公開される
・時期不明:PHOENIX国際株式会社の代表取締役を務める
・2026年2月から4月:緑ナンバーの名義を利用した白タク営業が行われたとされる
・2026年7月:道路運送法違反などの疑いで逮捕されたと報じられる
PHOENIX国際株式会社は、2024年2月15日に法人番号が指定された比較的新しい会社です。
設立後、東京都中野区から足立区へ本店所在地を移していたことも法人情報から確認できます。
一方で、王暁宇容疑者が来日前にどのような仕事をしていたのか、ハイヤー事業を始める前の職歴、出身校などは明らかになっていません。
PHOENIX国際株式会社はどんな会社?
山本宇一郎こと王暁宇容疑者が元代表取締役を務めていたのが、PHOENIX国際株式会社です。
会社の基本情報は次のようになっています。
・会社名:PHOENIX国際株式会社
・読み方:フェニックス国際株式会社
・法人番号:1011201025230
・設立:2024年2月
・本店所在地:東京都足立区
・主な事業:ハイヤー、空港送迎、観光送迎など
・公式サイト公開:2024年3月27日
会社の公式サイトでは、一般乗用旅客自動車運送事業や一般乗合旅客自動車運送事業などを業務内容として掲げていました。
また、空港送迎、貸切ハイヤー、観光送迎、ゴルフ場への送迎、貸切バスや旅行の手配など、訪日外国人を意識したサービスも扱っていたとみられます。
代表取締役から「元代表」になっていた
今回の事件報道では、王暁宇容疑者はPHOENIX国際株式会社の「元代表取締役」とされています。
会社の公式サイトに残っていた会社概要では、山本宇一郎という名前が代表者として掲載されていたことが確認できます。
ただし、いつ代表取締役を退任したのか、事件の捜査が始まった後に交代したのかなど、代表者変更の詳しい経緯は報道されていません。
法人登記そのものは継続中とされており、会社がすでに解散したという情報も確認されていません。
緑ナンバーを悪用した白タク事件の経緯
警視庁が捜査しているとされる今回の事件は、単純に自家用車で客を運んだという内容ではありません。
営業許可を持つハイヤー会社の名義と緑ナンバーを、会社と正式な雇用関係にない運転手が使用していた疑いが持たれています。
SNSを通じて運転手を募集した疑い
報道によると、王暁宇容疑者はSNSなどを通じ、通常のハイヤー会社で必要になる点呼がなく、比較的自由に稼げるという趣旨で運転手を募集していたとされています。
募集に応じた元ハイヤー運転手の殷宝同容疑者ら3人は、2026年2月から4月にかけて、東京都内で合計23人の乗客を無許可で有償送迎した疑いが持たれています。
運転手3人の月の売り上げは、それぞれ約50万円から75万円だったとみられています。
その売り上げのうち20%を、PHOENIX国際株式会社の緑ナンバーや会社名義を利用するための費用として王暁宇容疑者に支払っていたというのが、警視庁の見立てです。
仮に月75万円を売り上げていた場合、20%は15万円です。
運転手が3人いれば、単純計算で月に数十万円の名義利用料が動いていた可能性があります。
ただし、実際の支払総額や、いつから同様の仕組みが続いていたのかは、現段階では明らかになっていません。
なぜ緑ナンバーでも白タクになるのか
白タクという言葉から、白いナンバープレートの自家用車だけを想像する人も多いと思います。
しかし、今回問題となったのは、車両に緑ナンバーが付いていても、実際には許可を受けた会社が運転手や車両を管理していなかったとされる点です。
国土交通省は、タクシーやハイヤー事業の許可を受けた事業者に対し、次のような管理を求めています。
・運転手との適切な雇用関係
・乗務前後の点呼
・健康状態や飲酒の確認
・車両の整備と管理
・運行状況の記録
・事故発生時の対応
・運賃や売り上げの管理
道路運送法第33条では、許可を受けた事業者が、他人に自社の名義を使って旅客運送事業を行わせることを禁止しています。
緑ナンバーだけを運転手に使わせ、運行や売り上げを実質的に個人へ任せていた場合、会社名義を使った無許可営業と判断される可能性があります。
今回の事件は、外見上は正規のハイヤーに見えるため、利用者が違法営業だと気付きにくい手口だったと考えられます。
4人は容疑を一部否認
王暁宇容疑者と運転手3人は、警察の調べに対して容疑を一部否認していると報じられています。
どの部分を認め、どの部分を否認しているのかは明らかになっていません。
逮捕は有罪判決ではありません。
今後の捜査や裁判によって、名義貸しの実態やそれぞれの関与の程度が判断されることになります。
山本宇一郎のFB・インスタはある?
Facebookは本人と確認できるアカウントなし

Facebook上には、山本宇一郎という名前のプロフィールや検索ページが存在します。
しかし、表示されるアカウントの中には、明治学院大学出身と記載された人物など、今回の事件とは関係がないとみられる同姓同名のアカウントも含まれています。
王暁宇容疑者本人のものだと確認されたFacebookアカウントは見つかっていません。
プロフィール写真や名前だけを根拠に、事件の関係者本人だと判断するのは避けるべきでしょう。
インスタも本人の公式アカウントは不明

インスタグラムについても、山本宇一郎または王暁宇容疑者本人が運営していると確認できるアカウントは見つかりませんでした。
報道では、運転手の募集にSNSを利用していたとされていますが、Facebook、インスタグラム、Xなど、具体的にどのサービスが使われていたのかは公表されていません。
中国語圏では、WeChatや小紅書などが連絡や集客に使われることもあります。ただし、今回の事件でどのSNSが利用されたのかは分かっておらず、特定のサービス名を断定することはできません。
現段階では、Facebookとインスタグラムのどちらについても、本人と確認された公式アカウントは不明です。
まとめ
山本宇一郎こと王暁宇容疑者について、確認できた情報をまとめます。
・山本宇一郎と王暁宇は別人ではなく、同一人物として報じられている
・PHOENIX国際株式会社の元代表取締役
・会社は2024年2月に設立された
・ハイヤーや空港送迎、観光送迎などを扱っていた
・2026年2月から4月に白タク営業をさせた疑いが持たれている
・運転手3人が東京都内で合計23人を有償送迎したとされる
・運転手は月50万円から75万円ほどを売り上げていたとみられる
・売り上げの20%が緑ナンバーの名義利用料として支払われたとされる
・本人と確認されたFacebookやインスタグラムは見つかっていない
・学歴、年齢、出身地などは公表されていない
・逮捕された4人は容疑を一部否認している
今回の事件は、白いナンバーの自家用車ではなく、正規の営業車に見える緑ナンバーが使われていた点が大きな特徴です。
許可を受けた会社の名義だけを利用し、運転手が独自に客を集めて利益を得ていたのであれば、点呼や健康確認、車両管理など、利用者の安全を守るための仕組みが形だけになってしまいます。
山本宇一郎こと王暁宇容疑者の詳しい経歴や、会社で行われていた運行管理の実態については、今後の警察発表や裁判で明らかになる可能性があります。

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